レザークラフト教室 手順その2
さて前回は革にオイルと床面処理剤を塗って 乾燥させるまでを
ご紹介いたしましたので
今回はつづきを始めたいと思います
①乾いた革にトレースされている線に沿って切っていきます。
型紙同様曲線が多いのでデザインナイフで切ります。
時間がかかるかもしれませんがゆっくり丁寧に切ります。
②ポケットのコバ(革の切断面)は縫い合わせた後では
磨くことが難しいので先に へりおとし(コバの角を落とす工具)と
コバ磨き(床面処理剤を塗って磨く)で仕上げます。
③革を張り合わせて菱目打ち(手縫い用の穴を開ける工具)で
穴を開けていきますが まだ金具を付けてはいけません。
(表から菱目打ちで開けるので金具付いていると打ちにくくなります)
ハトメで金具用の穴は開けておきます。
④次に縫う穴を開けるための線引きをします。
線引き工具は今回マルチステッチンググルーバーを使用しました。
⑤裏にも線引きをして接着面の場所を作ります。
今回は仮留めの両面テープを貼ります。
(菱目打ちが終わったら金具取り付けの為に一度剥がす為)
⑥裏表をきちんと貼り合わせてたら菱目打ちで打って行きます。
曲線が多いので4mmピッチ2本の菱目打ちで全部打ち込みます。
菱目打ちの打ち方はまた後日紹介します。
⑦菱目打ちが打ち終わったら一度はがします。
(はがす前に穴の位置を間違えないように2枚の革のコバに小さく印をつけます。)
ホックを打ち終わったらまた貼り合わせます。
⑧貼り合わせる時は印を目印に何カ所か針など通して合わせましょう。
皮革用接着剤が乾くまでクリップで留めてずれを防止します。
(クリップの跡が付く場合があるのでいらない革を挟んでいます。)
接着剤がしっかり乾くまで待ちましょう
今回はここまでで終わりに致します。
次回 レザークラフト教室 手順その3では
手縫いから始めたいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございます。
ではまだまだ更新していきますのでまた覗いてみてください。
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今回必要な工具は
デザインナイフ・カッティングマット・へりおとし・コバ磨き棒
床面処理剤・ハトメ・ホック・ホック打ち・打ち台・線引き工具
両面テープ・菱目打ち・ゴム板・手縫い針・クリップ
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